少し前に Kickstarter で Halo Back というプロジェクトが話題になりました。iPhone には Android の様な戻るボタンがありません。その代わり、画面の左上に戻るボタンや、画面の右上に閉じるボタンが付いているアプリが多いですね。iPhone 3G が登場した時画面サイズは 3.5インチでしたが、今は 4.7インチ (iPhone 6/6s) と 5.5インチ(iPhone 6/6s plus)です。画面の上の方まで指を伸ばすのは難しいですね。
Halo Back はホームボタンの左右に特殊な細工をしたガラスフィルムを貼り付け、フィルムの右下と画面の右上、フィルムの左下と画面の左上を繋いでしまおう、というアイデアです。ホームボタンの左の何もないエリアをタップすると、画面左上の戻るボタンをタップしたのと同じ効果になります。jailbreak のようなソフトウェア的な細工は必要ありません。
Halo Back プロジェクトはかなり話題になり、無事目標額を達成したのですが、生産工程の一部で問題が見つかったそうで、商品の発送が少々遅れているようです。(9月15日現在)
STEALS BUTTON GLASS
そうこうしている間に、恐らく同じような仕組みで戻るボタンを追加できる STEALS BUTTON GLASS が発売されました。マックスむらい氏でお馴染みの AppBank や週刊アスキーで紹介されたので目にした事がある方も多いと思います。
iPhone 6/6s 用と iPhone 6/6s plus 用があります。
買ってみた
先日 iPhone 6s を購入してガラスフィルムを物色していた時にこの「戻るボタン」の事を思い出し、早速買ってみました。Amazon で 3,218円 でした。
何だか頑丈そうなケースに入っていました。「近隔操作」「9H 超硬度強化ガラス」「高透明度」などと書かれています。これだけだと何が出来るかちょっと分かりにくい気がします。
裏側にはちゃんと説明が書いてありました。「貼るだけで、見えないボタンが増える 進化型強化ガラス」だそうです。
中身は、ガラスフィルム、脱脂用のアルコール布、クリーナー等が入っていました。
貼ってみた
早速貼ってみました。
指紋防止コーティングのせいで表面には粘着テープが貼りにくいので、貼り直しには結構苦労しました。一度ずれてしまうと、剥がすのがかなり大変した。ガラス自体がかなりしっかりしていて、ホコリが入らないように注意すれば気泡は入りません。
最近よくあるタッチパネルの縁までカバーする保護フィルムとは違い、少し隙間が空いてしまいます。
ホームボタンの周りも繰り抜かれていて少し隙間が広いですね。肝心の戻るボタンですが、全然見えませんw
使ってみた
早速試してみました。とても便利です!!
画面上の方にボタンがある Twitter 公式アプリがちょうど良いので例にしてみます。ホームボタン左側の広めの範囲に見えない戻るボタンがあります。ここをタップすると、画面左上の本当の戻るボタンがタップされたのと同じことになりました。
右下をタップすると、右上のツイートボタンが反応します。すぐ隣の検索ボタンは機能せず、ちょうどピンポイントにツイートボタンのある位置が反応するようです。
Chrome でも試してみましょう。Chrome の場合は、左上の戻るボタンと、右上のメニューボタンが反応します。Android 2.x の動作と同じです!
Safari の場合は戻るボタンではなくリーダー表示のボタンと、再読み込みのボタンが反応します。Safari は画面左下に戻るボタンがあるので別に困りませんが。
という訳でかなり便利になりました!見えないボタンは軽く触った程度では反応せず、しっかり押すイメージでタップすると良いようです。新しく iPhone 6s/6s plus を購入された方はぜひご検討ください。
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