2015/05/01

Galaxy S6 edge のベンチマークを取ってみましょう

※このブログは GALAXY アンバサダープログラムに参加しています。

Galaxy S6 edge は 64ビット対応の Octa-core プロセッサを搭載しています。スゲー!!

私が普段使っている PC は Intel Core i7。Quad-core で Hyper Threading に対応しているので同時に 8プロセス・スレッドを処理できる性能があります。S6 edge は Octa-core。Hyper Threading のよう仮想コアではなく、物理コアが 8個あります。もちろんアーキテクチャの違いや、動作周波数の違いがありますので単純に比較することは出来ませんが、スマートフォンの小さな個体に最新技術が詰め込まれていることを感じ取ることができます。

スマートフォンにおける Octa-core プロセッサには、性能向上の他にももう一つメリットがあります。それは省電力です。動作周波数や消費電力の異なるコアを複数実装し、システムの負荷状況に応じて切り替えながら動作させるのです。このような技術を big.LITTLE 技術といいます。S6 edge の Octa-core プロセッサは ARM Cortex-A57 と ARM Cortex-A53 を 4コアずつ、合計 8コア搭載しています。最大動作周波数はそれぞれ 2.1GHz と 1.5GHz です。


CPU-Z という定番のアプリを使って見てみましょう。CPU コアが 0~7まで表示されているのが分かると思います。これは低負荷時のスクリーンショットです。A53 の動作周波数が 400MHz まで下がっているのが分かります。


負荷がかかると A57 が最大の 2.1GHz まで上がってきます。A53 も 1.3GHz まで上がっていますね。この様に、性能や周波数の違うコアを細かく切り替えることで、高パフォーマンスと低消費電力を両立させているのです。


おなじみ AnTuTu でベンチマークを取ってみましょう。スコアは 66175 でした。すごい。


ランキングでもぶっちぎりです。頭2つぐらい抜け出ていますね。ちなみに 64bit プロセッサなので AnTuTu 64bit を使いました。


一応 Quadrant でも取ってみましたが、ちょっと参考にならないですね。内訳を見ると CPU が 14万くらいでメモリが 1万、I/O が 2万くらいです。ほとんど CPU だけの勝負になってしまっています。


実際使っていて、もたつくような場面には遭遇しませんでした。これから Galaxy S シリーズや Xperia Z シリーズのようなハイエンド機は Octa-core プロセッサが主流になっていくと思います。楽しみですね。

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