1ヶ月間 Xperia Z4 Tablet と SmartWatch 3 をお借りしていましたが、先日返却しました。Android タブレットの新しい使い方が見えてきた面白かったですし、ちょっと残念な所もあったので忘れないうちに書いておきたいと思います。
Bluetooth キーボード BKB50 との組み合わせは素晴らしく、持ち歩きのサブマシンとして常用できるレベルでした。こうなると対抗するのは 10インチサイズの Windows 10 タブレットという事になってきます。Z4 Tablet は約 9万円ですが、Lenovo ThinkPad 10 や Microsoft Surface 3 が 7~9万円で購入できることを考えると少し厳しい価格かもしれません。その他の中国メーカー製であればもっと安価なタブレットもありますので、コストパフォーマンスを重視するユーザーにはお勧めいたしません。
Xperia Z4 Tablet は IPX5/8 相当の防水、IP6X 相当の防塵に対応しています。Windows タブレットで防水・防塵に対応している物は大変少なく、Panasonic の TOUGHPAD や富士通の ARROWS Tab は約 15万円~とかなり高価です。お風呂でコードを書く風呂グラマーな皆さんには Z4 Tablet を絶賛お勧めしたいところなのですが、残念ながらキーボード BKB50 が防水ではないのです。これは残念です。ぜひ防水に対応していただきたいです。それまではキーボードだけジップロックにでも入れて使いましょう。
ソフトウェアの面でも PC スタイルは中々面白い試みだと思いました。Windows のスタートメニューのようなクイックアプリランチャーは、対応するショートカットキーがあれば完璧だと思いますが、今でも十分便利に使えると思います。リモートデスクトップとか、標準搭載してもいいのではないでしょうか。
個人的な要望を言えば、トラックポイント付けて頂けないでしょうか。昔 VAIO ノートにも付いていたことがあるのでライセンス関連はクリアできると思うのですが。キーボードを照らす LED ランプやバックライトも欲しいです。キーボードにバッテリーを搭載するとやはり重く大きくなりますので、本体からの電源供給ができればベストです。
細かいことかも知れませんが、Xperia Tablet を PC の代わりに推進していくのなら、世の中で今受け入れられているノート PC を研究して、それを越え、みんながあっと驚くような物を出してきて欲しいです。Xperia Z4 Tablet を使ってみて、そんな可能性を感じる1ヶ月でした。
最後になりますが、このような機会を与えてくださった Sony Mobile Communications 様、アジャイルメディア・ネットワーク様、モニター機をお貸しいただいた NTT ドコモ様に感謝いたします。これからも楽しいイベントとあっと驚くような新製品を期待しています!
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