2013/07/26

HTC One Google Play edition の root 化

6/27 に購入した HTC One Google Play edition ですが、7/9 に Google より出荷され、米国内の転送業者を経由して 7/21 に我が家に到着しました。


Google Play edition の特徴は何と言っても bootloader がロック解除可能であること。root  化はもちろんのこと好きなカスタム ROM に自由に入れ替えることができます。bootloader をロック解除したり root 化するとメーカー保証が無くなってしまいますが、保証とか気にする人は Google Play edition を購入してはいけません。au から販売されている兄弟機の HTC J One 辺りをお勧めします!

ということで早速 bootloader をロック解除して root 化してみたいと思います。bootloader をロック解除する時にユーザーエリアのデータはすべて消去されてしまいますので、使い込んでからロック解除しようとすると影響が大きいです。いつかロック解除するつもりなら早いほうがいいでしょう。

bootloader のロック解除

HTC One の電源を一度きり、USB ケーブルで PC に繋いだまま音量↓ボタンを押しながら電源を入れます。端末はすぐに fastboot モードで起動します。Android 君のお腹がパカっと開いていて面白いですね。


PC 側では不明なデバイスとして認識されていると思います。ドライバは Android SDK に含まれています。SDK をインストールしたディレクトリの extras\google\usb_driver にドライバがあります。PC のデバイスマネージャで不明なデバイスのドライバを更新し、Android Bootloader Interface を選択してやります。Windows 8 ではこの USB ドライバが正常に動作しないという報告が xda-developers forum に報告されていましたので注意しましょう。


ここでコマンドプロンプトから fastboot devices コマンドで接続を確認します。fastboot コマンドは SDK をインストールしたディレクトリの platform-tools にあります。以下のように表示されていれば、正常に fastboot モードで接続されています。

>fastboot devices
HTXXXXXXXXXX    fastboot
 

次に fastboot oem unlock コマンドで bootloader のロックを解除します。

>fastboot oem unlock

この時端末上に警告が表示されていますので、音量ボタンで Yes を選んで電源ボタンで選択します。


端末上のユーザーエリアのデータが消去され、その後 bootloader がロック解除されます。

...
(bootloader) Erasing userdata...
(bootloader) eMMC Manufacturer ID: 90
(bootloader) Start Verify: 3
(bootloader) mipi display off
(bootloader) mipi_dsi_cmds_tx_ext
(bootloader) pm8921_vreg_disable function, vreg_id = 38
(bootloader) pm8921_vreg_disable function, vreg_id = 1
(bootloader) TZ_HTC_SVC_DISABLE ret = 534642044 (0x1FDDFD7C)
(bootloader) Use PSHOLD to reset device.
FAILED (status read failed (Too many links))
finished. total time: 35.451s
 

再び fastboot モードで起動して、UNLOCKED と表示されていれば成功です。


次回はいよいよ custom recovery を使って root 化します。

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