実際にはデータ通信可能なので表示上だけの問題であればいいのですが、この状態で待ち受けしているとバッテリー消費が激しくなってしまうという実用上の問題もあります。セルスタンバイ問題がなぜ起きるのかについては、IIJ の記事に詳しく解説されています。
セルスタンバイ問題を解決するには root 権限を取得して framework.odex を対策済みのものに入れ替え、アンテナピクトを表示させる方法がありますが、ちょっと敷居が高いようです。
ServersMan SIM 3G の SMS オプションを試してみた
そこで ServersMan SIM 3G 等のデータ通信専用 SIM を販売する DTI から新しい対策が発表されました。それは「実際には通話できないけど通話可能 SIM にしちゃえばいいんじゃね?」という非常に画期的な方法です。
SMS (ショートメッセージサービス) はパケット通信ではなく音声通話の一種ですので、このオプションを付加すればまさに音声通話可能 SIM になるわけです。という訳で早速申し込んでみました。
既にデータ通信専用 SIM を契約してたので追加オプションの申し込みはこちらから。
SIM 変更の手続きが発生するので手数料がかかります (キャンペーン中は 2,100円)。ついでに SIM サイズもマイクロ SIM に変更しておきました。申し込みから 2週間くらいで新しい SIM が配送されてきました。上が古いフルサイズ SIM、下が新しいマイクロ SIM です。
早速 Galaxy Nexus SC-04D に挿してみると、見事アンテナピクトが表示されました。
設定アプリで確認すると電話番号が表示されています。他の端末から SMS を送ってみたところ、ちゃんと届きました。
ちなみに、この番号から発信しようとすると繋がらずに通話時間 0秒で切れてしまいます。他の番号からこの番号へ発信すると、「おかけになった電話番号はデータ通信専用となっており...」のガイダンスが流れ、やはり通話できませんでした。
バッテリー消費についてはしばらくテストしてみたいと思います。
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